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2005年07月31日

痛くも痒くもねえ(泣)



僕たち、私たちは

格下相手に攻めきれず

守られて1点取られて

そのまま点を奪う事ができずに

負けてしまったりするのに慣れているので



北朝鮮にあんな風に負けた

くらいではへこたれません

(血涙)!!!!



卒業生代表・下山けんと




あの連敗中で精神的にタフになったとかならないとか…



行儀良くマジメなんてクソ喰らえと思った
信じられぬ大人との争いの中で
許しあい一体何わかりあえただろう?
うんざりしながらそれでも過ごした
1つだけ分かっていたこと
この支配からの卒業

投稿者 tosca-web : 23:59 | トラックバック

2005年07月30日

夏を制する者が受験を制す

hanabi.jpg夏だ!

海だ!

プールだ!

祭りだ!

花火だ!

夏期講習だ!

というわけで全国の受験生諸君。頑張っておるかね?
最近完全に編集長のblog化してしまっているTO*SCA-webへようこそ。
もちろん辛口トークも多いが、なあに、気にするな。
君たちの勝負は冬の真っただ中。まだまだ半年以上あるのだから焦らず今やるべき事に励んでくれ。

おっと。
かと言って夏を舐めたらイカンぞ。
俗世の連中はこの暑さにウカれてやれ恋だ、デートだ、青春だと集中力が散漫になりがちだ。

しかし!
君たち受験生に夏はない!
あるのは希望の春か絶望の冬だけだ!!

昔、かのナポレンオン3世が言った「夏を制する者が受験を制す」という言葉があるように、今こそがライバルをリードすべき大事な時!
「来年の夏は女の子と海で仲良くなって一緒に花火してときめきを奪って1ヶ月ラヴロマンスに浸ってやるッ!」
という野望を胸に、今は君たちのすべきことをしたまえ!
うわはははは…(ザマアミロ)!

さて。
ここで君たちにとても有り難い言葉を教えてあげよう。(ココカラ本題)

僕が君たちと同じ受験生だった時、先生から言われた言葉だ。

「調子がいいときは誰でも良い結果が出せるもの。でも試験本番の日に調子が良いとは限らない。だから、自分の一番調子の悪い時のレベルを上げる事こそが大事なんだよ」


意味が分かっただろうか。
本当のレベルアップというのは、模擬試験の最高点を言うのではない。
ダメダメな時でもある一定の水準を保てる事こそが真のレベルアップなのだよ。

この事を胸に、熱く長い夏を戦い抜いてほしい。

TO*SCAはいつも君たち受験生を応援しているぞッ!
それでは皆、さらばだッ!
ドウゥッ!!(空高くジャンプして去る)


[解説]
『調子がいい時は君たちだってJリーグトップレベルの実力を持っている。それはナビスコ杯決勝のような相手より1人少ない逆境でも戦い抜ける事を証明したとおりだ。しかしながら、1年の長いシーズンの中で調子が悪い時だってある。でも「それは調子が悪かったから」と勝ち点1(ないしは0)で終わらせるか、「調子が悪いなりに勝つ!」となれるか、そこの考え方こそが君たちがもう1つ上のレベルにいけるかどうか重要なところなんだ』という最近妙に説教じみた言葉の多いTO*SCAの雰囲気を受験生に向かって吐き出す事でちょっとお茶を濁してみた筆者の心情が伺える。


ま、とりあえず。皆さん、恋も受験もサッカーもガムバッテ。


【下山けんと】

投稿者 tosca-web : 23:37

2005年07月29日

前半戦を振り返る

bob.jpg前半を終えて5勝6分け7敗。
しかも只今主力4人が怪我により戦線離脱中というオマケつき。

うーん。
どう頑張っても「この前半戦は良かった!」なんて言えません。
てゆーか、フォローするのも苦しい。


それならもう余計なフォローなんざしないで本音でズバズバ言わせていただきます。
「05シーズン前半戦を振り返る」
今日も辛口トークでゴゴッゴー!

(※とにかく長いですが、頑張って読んでみてください)




<シーズン前の目標は妥当だったのか?>

まずは「攻めて取る。攻めて獲る」というスローガンのもとに、タイトルを目標にスタートした今シーズンでしたが、その目標自体をちょっと考えてみましょう。

第一に、相変わらず攻めますよというともすれば馬鹿の一つ覚えともとられがちな攻め気はともかく、タイトル、とくにリーグ制覇を視野に入れてスタートしたことは妥当だと思います。

原体制の4年目。
石川、今野、茂庭、加地らの成熟。馬場や栗沢らの台頭。相変わらずジャーンや土肥、戸田、金沢ら中堅からベテランクラスの選手は充分信頼がおけるしルーカスも今年はスタートからやりやすいはずです。
この面子を考えて、「今年はできれば3位以内を…」なんて考えるのは控え目過ぎ、むしろ堅実過ぎてツマラナイA型の第一子長男的発想です(ちなみにTO*SCA編集部で言うと何をかくそう私がそうなんだよね)。
もちろん昨年は幸運にもナビスコ杯優勝を成し遂げたから成功の1年だった気もしますが、リーグだけを見れば全くと言っていい程パッとしませんでした。
ただ、それも仕方がないといえば仕方がないことでしょう。
怪我人の多発に各年代の代表に多くの選手が呼ばれ常にチームは固定できないままだったのですから。
(昨年の事なのでココでは多くは語りませんが、僕にしてみればコレも単なる言い訳ですね。多くの選手が代表に選ばれるだろう事はシーズン前から分かっていたのですから「メンバーを固定できなかった」事をリーグの不振の理由にしちゃあねえ…)
だから大目に見て、去年の失態は今年活かされるだろう教訓として捉えれば、今年は本腰で優勝を狙うための努力をすべきなのは当然と言えば当然でしょう。
「3位以内を狙ってあわよくば優勝争いを…」なんて打算的な考え方では、今までの中途半端さを脱しきれないのは目に見えていると思うのです。
そういう意味では「チームで優勝を狙いにいく」という姿勢は僕は正しいと捉えました。




<優勝を狙う為の補強は果たして?>

さて、その目標はよかったとして、その目標を本気で達成するだけの準備をできたのでしょうか?努力をしたのでしょうか?
やはり僕はそこが問題だったと思います。

1つは阿部吉朗の抜けた穴。
今となっては耳の痛い話でしょうけど、やはり彼の穴を甘く見過ぎていたところはあったと思います。
「阿部がいなくなったのは痛いが、いつまでもそれを言っていては仕方がないから、今いる選手で頑張る」
原監督や関係者のそのようなニュアンスのコメントが専門誌などで見られましたがそれはハッキリ言って考えが甘いと言わざるを得ないでしょう。
近藤裕介らには失礼を承知で言いますが、彼らの存在だけでバックアップメンバーは足りると判断するには阿部吉朗を過小評価していると思うのです。
ここで本当に補強の余地はなかったのでしょうか?

そんな事はないはずです。
僕たちはJFLやJ2を戦い抜いてきて今があるのに、今、そこに目を向けることが減ったのではないでしょうか?
僕の個人的な意見ですが、ルーカスのバックアップメンバーとして阿部のように時に先発を、時に停滞したゲームの局面を変えるスーパーサブ的な役割を期待できる即戦力はJ2には何人かいるはずです。
「現有戦力でやりたい。東京は東京の選手として育てて補強はなるべくしたくない」
ような一見勇ましいこだわりも僕らのクラブのポリシーなのかもしれませんが、石川にしろ今野にしろ加地にしろ、移籍が実って今がある選手たちなのですから、何故同じだけのことを阿部の穴を埋める為に努力しなかったのか。ここは今でも不可解な部分であります。

そして、もう1つはやはりダニーロの存在を言わなければなりません。
ゴール裏のサポーターからは彼はかなりの人気があったみたいですが、申し訳ないけれども客観的に見てJ1の優勝、もっと言えばJ1上位を狙うチームの中心になりうるレベルではなかったですね。
ボールを持つタイミング、守備のセンス、パスの正確性、ドリブルの能力。
どれをとっても中途半端。(Jリーグに合う合わないはあるけれど、それ以前の問題だと思う)
もちろん面白い物は持っていると思いますが、相当大きな彼の個人的な成長を期待しないといけないのは一目瞭然だったと思います。
彼を「今後の成長を期待して獲得した」と言うのであればそれはそれでいいのですが、ならば優勝を目的にするのは矛盾していますし(第4の外国人選手として扱うなら別だけどね)、彼が成長する頃にはジャーンやルーカスが歳をとり、去年のケリーのような扱われ方をされてしまうかもしれないわけですからね。
それを考えたらやはり今年はケリーに変わる即戦力を得る必要があったのでしょう。

我が東京が、イタリアのフォッジャやペルージャのように若手を育て、ビッグクラブに選手を売って生計を成り立たすチームならば実績はないが若くて将来性のある外国人選手を獲得するのも良いでしょう。
しかしながら、「優勝を狙う」のであればその大いなる目標に見合うだけの補強をしなければなりません。
それはけしてビッグネームを連れてくるというのではなく、様々な知恵と視野を活かして、東京に見合った補強をすればいいのです。
努力をしていないとは言わないけれども、努力が足りなかったのは残念ながら現在の結果に現れてしまったとしか言い様がないと思います。




<チームコンセプトの穴>

では、チームその物について考えてみましょう。
プレシーズンマッチの川崎戦後、思わず友人にこうつぶやいてしまった事を覚えています。
「今年は苦労するね…」
おそらくあの試合を見た東京ファンのほとんどが同じことを思ったはずです。

(※きっと開幕の新潟戦であの勝利をしてしまったからこそ、問題を皆忘れてしまったのではないでしょうか?あの勝利はサイドバックにコンバートされたばかりで試合経験自体ほとんどない元攻撃的ミッドフィールダーの青野という新潟の左サイドバックを絶好調の石川がチンチンにして、そこから崩しまくって、焦って攻めた新潟の背後を上手い具合カウンターとルーカスの個人技でやっつけた、という物だったのですよ…)

川崎戦の東京にはダメなりに明確なテーマがあった事はわかります。
「たくさん攻撃してより相手を崩したい」
   ↓
「それにはサイド攻撃が有効」
   ↓
「でも相手DFが揃っちゃえば無意味」
   ↓
「だから出来るだけ早くサイドに展開したい」
   ↓
「だから中盤を省略したい」

それを元に出来あがったのが、
『とにかく早く前に行く為に中盤を省略したサッカー』
『サイドの展開が少なく縦に行き急ぐサッカー』
というものでした。
しかし、いまや相手も東京の攻撃の武器が何なのかを分かっているのですから、石川のところに常に人数をかけてくるわけです。すると
『相手のディフェンスが揃っているのに数的不利な状況で真っ向から挑み、それだけを繰り返すサッカー』
という風になってしまうのです。
ぶっちゃけた話し、テーマその物に問題があるって事なんですね。
そしてそれがあの試合で僕らが見た2005年版東京のサッカーでした。

残念ながら、この前半戦を終えた時点でそれは全く解消されていません。
相手が格上ならば相手のディフェンスラインが前に出てきてくれるので裏もとりやすく、東京のような良いプレッシング守備から早い縦の展開が活きます。(先日の横浜戦のように)
しかし相手が自分達と同等、もしくは格下のレベルのチームだと、なかなか前に出てきてくれないうえに僕らの武器、石川と加地のサイドにフタをされ、常に相手の数的有利を作られてしまうわけです。
だから「守れるけど点が取れない攻撃サッカー」が生まれてしまうのです。(先日の神戸戦がそれですね)

もっと言えってしまえば、FCバルセロナのようなサッカーを本当に目指しているのかどうかは分りませんが(冗談だったと信じたい)、あのチームはアタッカー陣が皆、ドリブル、もしくは即興的なパスワークで相手ディフェンダーを(数的不利にも関わらず)かわせるからこそ出来るサッカーなわけで、個人技で相手をかわせるのは石川だけという東京のアタッカ−陣にアレと同じ物を求めても不可能なわけですよね。

もっと2003年のように各人の特徴をいかし、それをうまく中盤でコントロールするサッカーを発展させなければならない(中盤のコントロールに比重を置かねばならない)のに去年あたりから局地的な個人技のみの連続で縦にしかけるサッカーに移行してしまった事が前半戦不振の大きな要因だったと思うわけです。




<不振の要因をひも解く>

連敗が始まったアウェイ名古屋戦。
あれは磐田戦での勝利のあとだったので少し緊張の糸が弛んでしまったのでしょうか?
不可解だったのは今野のとったPKを直前まで怪我の治療でピッチ外にいたルーカスが突然現れて蹴り、そして失敗したという事。
また、梶山が信じられないミス(以前の事だからスルーしようかと思いましたがついでだから言ってしまうと、あのポジションの選手があの時間帯で全員が前がかりになろうとした時にあんな馬鹿みたいなパスミスをしてはいけません。どんなに才能があろうとその事の重要さを分らない若造にあのポジションを任せるのは甘やかし以外の何ものでもないと思います。あそこは背骨と骨盤をつなぐチームが立ったり座ったりするのに一番大事なポジションなのですから)によって名古屋に勝利を簡単に与えてしまった事。
磐田戦が内容は悪くとも根性で勝ったのに対し、あんないい加減な試合でプラスマイナス0にしてしまった事がそもそもの始まりだったわけです。

あのあたりから怪我人が続出し、チームのコンディション自体が崩れていきました。
7/26のTO*SCA-webにも書きましたが、怪我人が出てしまうのは運が悪いことでもあります。
しかし、残念なことに昨年の反省が全く活かされてないとも指摘できるわけです。
去年「主力に怪我人が出るとチームが違うものになりかねない」という事から何を学習したのでしょうか?
努力がなかったとは言い切れませんが、申し訳ないけれども結果は出ていないと酷評せざるを得ません。

また、この怪我によって主力選手が離脱したことでチーム戦術がなく個人戦術に頼ったサッカーをしていた東京は実際に点が取れなくなっていきます。
それによりチームのコンディションの低下と共に自分達のやり方への自信の低下にも拍車が掛ったのは事実でしょう。
様々な事の連鎖反応がこの不振の裏には見えてきます。


ただ、僕からすればこの前半戦の不振は怪我人多発やダニーロの不発や連敗による精神的悪循環なんかよりも、サッカーの方向性が自分達の能力を見つめ、それを計算したうえで目標に努力することでなく、机上の空論とも言うべき理想像を追い求めた故に自分達を見失ってしまったことの方が大きな理由で、その代償として払わされた結果なのだと思っています。
己の能力の見誤り。
それこそがこの前半戦不振の最大の原因ではないでしょうか?

2003年の時と違い、相手は僕らの事をよく研究してきているし、石川や加地の攻撃の破壊力、戸田や今野の超人的な運動量、ルーカスの即興的な個人技の怖さを知っています。
と、同時に、数的不利の時に石川や加地がほとんど何もできない事や戸田が左足でほとんどセンタリングをあげられないこと、今野のロングフィードが宮沢のような物でないこと、ルーカスにそこまでスピードがないことも知っています。
僕らはただやみくもにサッカーをすればいいのではなく、知恵と勇気と努力を結集させねば勝てないほど相手チームからマークされていることは自覚しておいたほうがいいでしょう。

今や日本代表に4人。
そしてユース代表や昨年のオリンピック代表などに複数の選手を排出できるようになった選手層はJリーグの中でもハイレベルにあると思います。
そして、御存知のとおり、我が東京のよさは皆マジメでさぼらない事でもあります。
最後まで諦めたりしないし、けしていい加減なプレーはしません。
実際選手もスタッフもフロントも努力はしていると思うし皆必死だとも思います。
なのに何故うまくいかないのでしょうか?
「偶発的なアクシデントが重なっただけ」と判断するのもいいかもしれません。
確かにそれらだって要因のうちですからね。
でも、やはり僕の目からすると、どうしてもチームのコンセプトとチームの目標と、自分達の立場と能力をトータルで見た時にその折り合いに矛盾が生じているとしか思えません。

そこにあと足りないのは?
知恵と勇気だったりするのではないかな。




<今後の改善策>

ではどうすればいいのでしょうか。
単純に中盤を作ればいいのではないかと。
ボールを奪ってすぐに石川か戸田に出す展開を捨て、まずはルーカスや栗沢、馬場を中心に攻撃のリズムを作ることが大事だと思います。
今や東京の中盤には栗沢や馬場、今野などしっかりボールを収めて適格なショートパスができて、パス&ゴーを忠実に出来る選手がいるのだから、そこを最初に起点にすべきではないでしょうか。
そこからサイドの展開にするのか、もしくは真ん中を突破するのか、それは戦術的パターンを作って臨機応変で使い分ければいいのです。
とにかくサイド攻撃を有効に使うにはまずは相手にパスの出所と出し所をしぼらせないのが重要なのですから、早く展開するよりも、相手のディフェンスを揺さぶる事を考えた方が適格でしょう。

まさに「急がばまわれ」の精神です。

そして、今後ボールポゼッションが長くなるのはこの前の神戸戦でもわかったことですが、「ボールポゼッションが多い」=「忍耐することが多い」でもあります。
焦らず、自分達の力を信じてじっくりと、時に大胆に90分を戦う事もそろそろ覚えていかねばならないでしょう。(磐田戦である程度解消されたと思ったけどなあ…)

また、サイド攻撃は攻撃の手段にすぎませんし、それはカウンターアタックしかり中央攻撃しかりです。
様々な状況で使うべき知恵と使うべき戦術は違うということをチーム全体がそろそろ覚えていい頃じゃないかでしょうかね?

更についでだから言っておくと、サイドを攻撃する理由や特性もよく理解しておくことが必要です(今の東京の選手たちは形としてのサイド攻撃は知っていてもその本質を理解していない気がします)。
何故サイドを使うのでしょうか?
それはサイドにボールがあることで中のディフェンダーがボールとマークするフォワードを同時に見る事ができなくなり、フォワードがマークをはずしやすいからなのです。(サイドしかスペースがないから、なんて打算的な考えでサイド攻撃をやるくらいならもっと生産的な考えで練習したほうが楽しいってものです)

そして、いくらサイドにボールを運んでも相手を一度崩す(=抜き去る)事ができないとあまり意味はありません。
何故でしょうか?
例えば石川が相手ディフェンダーを1人抜くことによってゴール前にいたディフェンダーが石川のケアをしなければならず、外にでるわけです。そうすれば中にいたディフェンダーが1人減ることになるのだからフリーの味方ができるという事になるのです。
だから、サイドを崩さずセンタリングをあげてもそんなに意味はないんですね。(ワールドクラスのピンポイントセンタリングをあげられれば話は別ですが…)
むしろ目の前に相手がいるけどとりあえず無理矢理打つミドルシュートのほうがゴールになる確率高いのではないでしょうか。

今の所そういう『サッカーの算数』が我が東京は苦手のようですからその辺も今後の課題としておくといいでしょう。




<まとめてみる>

と、まあこんな具合にかなり辛口に東京の前半を振り返ってみました。
振り返るというよりは単なる批判的指摘になってしまったかもしれませんね。
でも、単純に言うと僕は“勝利そのもの”や“結果”を求めているのではないんですよね。

1つの目標に向かってありとあらゆる知恵とありとあらゆる技術を出しつくし、経験と展望と相談しながら、己の最大限の努力で立ち向かう。
それこそが大事なのだと思うのです。

今年、優勝することを目標に掲げて、いや、それ以前にサッカーというスポーツのプロチームである以上、やはり結果は大事になってきます。
それでも、勝った負けたうんぬんよりも、本人たちが去年よりも確実に越えた努力をしたのか?
創意工夫をできたのか?
本当に「やれる限りのことはやり尽くした」のか?
そこから導かれた結果がこの前半戦の5勝6分け7敗だったのか?
そこのところを聞いてみたいんですよね。

「やっぱりまだ若いから」
「怪我人がでちゃったのは運が悪かったから」
「シュートが入らなかったのそはそれも運だから」

そんな言い訳が常に用意されている東京から早く脱却してほしいです。

しかしながら、これはあくまでも下山けんとという個人の意見であり、けして正解ではありません。
チームの方々、選手たち、スタンドのファン、そしてコレを読んでくれている皆さんが色々な失敗や苦難を経て、冷静に客観的になれた時にどう振り返るか。
それこそが大切だったりするんだと思います。
サッカーは、それを見る人の数だけ視点があるし、楽しみ方もあるし、愛し方もあります。
だからきっと僕と全く違う考え方があったって全然構わないんですよね。

ただ、皆さんが僕と同じように前半戦を思い出した時、この「前半戦を振り返る」がちょっとした何かのきっかけになってくれれば嬉しいなと思います。

そんな感じで、後半戦も頑張れ。
いや、頑張ろう。



【下山けんと】

投稿者 tosca-web : 23:18 | トラックバック

2005年07月28日

マジすか?

jean.jpg ←ジャーンまで離脱?



コレって…

「おーい皆ー。怪我は今のうちにしておけー」


っていうチームオーダーが出たんですか?
出たんですね?
出たんですよね!?

お願い!違うって言わないで!
このままそう思わせておいてッ!(泣)



「一夏の教訓」
男と女の関係は時に真実を語られるより、騙されたままの方が幸せって時があるのさ…

投稿者 tosca-web : 13:19 | トラックバック

2005年07月27日

とりあえず勝っておけ!

kan.jpgテレビで磐田-マドリー戦を見ていい加減風間八宏と青島のコンビが嫌になりました下山けんとです。今宵もよろしくどーぞ。

先日、ヴェルディがレアルマドリーに3−0と勝利したわけですが。
聞くところによると日テレのヴェルディの扱い方が酷かったそうで。
しかもスポーツニュースの大半もヴェルディの3点を褒めるよりもマドリーの話題ばかりだったそうで。

ここまでくると気の毒になります。ヴェルディ。

しかも今日の放送もとにかく“銀河なアイツら”がボールを触ったり走るたびに有り難がって喜んでる実況と解説。もうね、前半だけでお腹いっぱい(許容量オーバー)になっちゃったので、あとはずっとネットサーフィンしてました。ええ。どうせヒキコモリです。

さて、明日は我らが東京がバイエルン・ミュンヘン様を迎えて親善試合です。
私は非常に残念なことに仕事なんで行けません。うわーホント悔しいなー残念だなー(棒読み)

というわけでTO*SCA編集長的明日の試合のキーポイント。ちょっとあげて見ませう。

<1>現在ボロボロの我らの味スタの芝生をいかに傷つけずにプレーできるかが焦点だよね。

<2>疲労がたまり気味の東京の選手と体が出来上がってないバイエルンの選手がどれだけ怪我をせずにプレーできるかも大事だよね。

<3>ユーヴェとかマドリーのような世界的ビッグチームに“長い物に巻かれろ”状態のミーハーな日本人は多々いたけど、バイエルンファンなんてそんなにたくさんいるの?って結構疑問だよね。

<4>ぶっちゃけもうこの手の金の亡者な海外ビッグチームとの試合なんてどーでもいいし、むしろソレでうかれるミーハーな連中がうざったいからこういう親善試合やんなくていーよっていう本音はともかくどんなに善戦しても負けたら意味ないからいい加減勝って欲しいよね。

<5>カーンとかバラックとかその他とか実際問題どーでもいいから、明日見たいのはササだけだよね。(ササが見られないことだけは本当に残念!)

<6>正直ササが見られれば相手がバイエルンだろうが国内のチームだろうが何処でもいいっちゃいいよね。



以上。気がつけばキーポイントでもなんでもなかったよね。
本音を吐いて少しスッキリした下山けんとがお送り致しました。

投稿者 tosca-web : 23:50 | トラックバック

2005年07月26日

ドーン!ドーン!ドーン!

街を歩いていて雨が降ってきて迷ったあげく傘を買うと何故か雨がやむってことが多々ある下山けんとです。皆さんいかがお過ごしでしょうか?

えー。
今日はですね。今野の代表初体験のネタを用意していたのですが、
このニュース
を知ったので、急遽当初の予定を変更してマジトークをかまそうと思います。

まず。
↓下の表を御覧ください。




三浦文丈 右大腿二頭筋筋挫傷  全治約4週間(※4月5日発表)
藤田泰成 左膝内側側副靭帯損傷 全治3〜4週間(※4月6日発表 4月3日横河FCとの練習試合中に負傷)
加地亮  左足関節三角靭帯損傷 全治約4週間(※4月11日発表 4月10日磐田戦にて負傷)
藤山竜仁 左膝後十字靭帯損傷  全治約約2〜3ヶ月(※4月14日発表 4月13日名古屋戦にて負傷)
茂庭照幸 右脚大腿二頭筋筋挫傷 全治約1〜2週間(※4月16日発表 4月13日名古屋戦にて負傷)
梶山陽平 左膝関節炎      全治約2〜3週間(※4月21日発表 ユース代表キャンプ中(?))
金沢浄  左大腿四頭筋筋挫傷  全治約2〜3週間(※5月1日発表 4月28日柏戦にて負傷)
ルーカス 左足関節内側捻挫   全治約2〜3週間(※5月3日発表 5月1日大分戦にて負傷)
戸田光洋 右脚ハムストリング筋挫傷 全治約2〜3週間(※5月3日発表 5月1日大分戦にて負傷)
鈴木規郎 右肩関節前方脱臼   全治2カ月(※5月3日発表 5月1日大分戦にて負傷)
ルーカス 左足関節炎      全治約3週間(※5月20日発表)
近藤健一 右膝関節軟骨損傷   全治約6ヶ月(※6月15日発表 検査手術後に入院)
ダニーロ 左足関節捻挫     全治約3〜4週間(※6月12日発表 6月10日練習中に負傷)
前田和也 右足第五中足骨骨挫傷 全治3〜4週間(※7月3日発表)
石川直宏 右大腿四頭筋筋挫傷  全治約3週間(※7月18日発表 7月17日横浜戦にて負傷)
ルーカス 右大腿四頭筋筋挫傷  全治約2〜3週間(※7月26日発表)
戸田光洋 右足踵骨剥離骨折   全治約約4週間(※7月26日発表 7月23日神戸戦にて負傷)
金沢浄  左大腿四頭筋筋挫傷  全治約2週間(※7月26日発表)




今年、シーズンが開けて、延べ18人が怪我により少なくとも1〜2週間、チームの戦力から離れてしまっているわけです。
この18という数がシーズンの半分を終えた国内1部リーグのプロサッカーチームとして多いのか少ないのか、それは断定できません。
しかしながら、この複数の主力選手の離脱によってチームのコンディションそのものが落ちてしまっているのは明らかな事実です。

例えば、4月から5月にかけての多数の主力選手の離脱は勝てなかったあの時期に関係しているのは明白な事でしょう。
また、結果論ではありますが、怪我人の多くがスケジュールがきつい時期に(4月中旬〜5月中旬、7月のHOT6中など)起きているのもデータとしてわかります。



このような事は実際に起きた結果論なので、指摘するのが酷ですが、やはり東京は負傷者が出ると弱いチームと言わざるを得ません。




少し話は変わりますが、サッカーで怪我をするというのは多々ある事です。
接触の多いスポーツですし、足を使う運動ですから致し方ないと言えば致し方ないとも言えます。
また、その選手の体質(関節や筋肉の柔らかさ)やプレースタイルによって怪我をしやすい、しゃすくない、という事もあります。

例えば怪我をしやすいのがドリブラー。
特に小倉隆史や昔の東京の10番、奥原崇のようなタイプのドリブラーでしょう。
彼らのドリブルは相手ディフェンダーの体勢をほんの少し崩し、その瞬間スピードの変化を用いてディフェンダーの数センチ横、ギリギリのところを抜いていくものです。(マックマナマン系と言う)
微妙に体勢を崩し、その数センチの差を使って前に突っかけ抜こうとするわけですから、相手ディフェンダーの膝が出てしまえばすぐに自分の膝を怪我してしまうわけですね。

逆に小林成光のようなドリブルは完全に相手の体勢を崩して(もしくは逆をついて)から自分の体を入れて抜きにかかるドリブルですのでドリブルによる怪我はそれほど多くないと言っていいでしょう。(だから事故とかすんなよ…(泣))

また、接触プレーなどは相手の動きも関係してくるので、計算しづらい部分もありますし、何より偶発的な事も多いので「怪我をしたのは誰の責任だ!?」と断言出来ない問題でもあると思うのです。

しかしながら、コンディション不良や疲労の蓄積などで、普段かわせるはずの相手のタックルがかわせない、または普段ふんばれるはずの急停止ができない、などという事があるのも事実です。
怪我をどう防ぐか。
誰も怪我をしたいと思う選手はいないわけですし、怪我をさせたいと思う監督もコーチもトレーナーもいないわけです。
ただ、残念ながら今年の東京の場合(去年もだったけど)、その部分で「結果が出ていない」という事実があるのは明らかな事ですね。




さて。
2003年、あのシーズンの結果が素晴らしかったのは1年を通してほぼ同じメンバーで戦えた事も大きかったでしょう(その他の要因ももちろんあります)。

一方、2004年シーズンははっきり言ってパッとしないシーズンでした。
他チームから警戒され出したり、ユース、オリンピック、フル代表と、各年代の代表に選手を排出したのも確かに1つの要因です。
しかしながら、怪我人が多く、それによって固定メンバーを組めなかった事も大きな原因だったと思います。

そして今年。
幾人かの主力選手が代表に選ばれるだろうことは想定できた事。
また、前年に多数の選手の戦線離脱によってチームが壊れかねないという事も分かっていた事。

前者はともかく、主力選手離脱という大きな問題が全く学習されておらず、今年も同じ事を繰り返してしまった。
現在目に見える結果としてその事は言い訳のできない事実ではないでしょうか。

それがトレーニングの問題なのか、コンディション調整の問題なのか、はたまた単に運が悪いだけなのか?
それは僕にはわかりません。

しかし、先日の石川の起用の仕方、5月1日に怪我をしたルーカスが復帰直後の練習で再度怪我をしている事を考えると、やはり偶発的な事だけではないのでは?と言わざるを得ません。

また、昨年主力が数人いなくなっただけでチームのパフォーマンスも結果も落ちたことをふまえての補強が今年はできていたのでしょうか?(この事については後日「前半戦を振り返る」でも触れます)

しかも、同じように離脱選手や代表選手を多く抱える横浜や浦和はしっかりとリーグで結果をだしているわけです。彼らにできて東京にできない事なのか?それは違うと僕は思います。

「誰がなんと言おうと周りは気にするな」

それは確かにそうだけれども、でも自分たちの欠点をしっかり見つめ、現状の自分達の足りなさを改善すべくよう出来る限りの知恵と努力でもう1つ上のレベルに行ってもらいたい。
そう願うばかりです。




【下山けんと】

投稿者 tosca-web : 22:59 | トラックバック

2005年07月24日

大いなる期待を胸に。

3ヶ月以上勝てなかったチームが突然3連勝出来るようだったら、元々6連敗も10戦勝ちナシ、ということもないか…。そういう風になんとなくサッカーの現実(もっと言えば今の東京の現実)を思ってスタジアムを去りました。

大きな事はまた後日、「リーグ戦前半を振り返る」とでも企画を設けて、そこでちゃんと振り返りたいと思います(そういやダービーの事件についても何か書くとか言って書いてなかったので、その事についてもちゃんと書く機会を設けます。蒸し返す話ではないかもしれないけれど、皆もう一度冷静になって客観的に考えてほしいし)。

では、少し昨日の試合について思ったことをいくつか。




まずは正直勝てるゲームだったな…と単純に思いました。
いや、正確に言えば、勝てるか勝てないか浮動的要素が多い流れの中で、強引に勝利を奪える事ができたゲームだったな…と。

馬場が入ったことにより東京の中盤が呼吸を始めたのは誰が見ても分かったこと。
そしてあの時間帯の同点ゴール(しかもエクセレント)!
あの会場の雰囲気(地震の影響で少し妙な雰囲気だったにもかかわらず)は「もうひっくり返すしかない!」と、手負いの神戸を飲み込むには十分の勢いになっていたでしょう。

それなのに、残念ながら昨日はあきらかにベンチもピッチ上の選手たちも勝ちのチャンスが目の前に近づいている事を分かってなかったかなあ?
それが僕の感想です。

で。
あそこまで盛り上がってなんでチャンスというチャンスをあれから一度も作れなかったのだろう?というシンプルな疑問を抱くわけですが。

やっぱり、「形にこだわる」という悪循環だけなのだよね。
難しい言い方をすれば「サッカーって一体なんなの?」という事を考えてないのかなあ、と思ったわけです。


神戸というチームの状況。そして現在の戦い方。
(勝ち点1の為にあんなにガチガチに守る相手にサイド攻撃なんて、ベッカムとか少なくとも佐藤由紀彦クラスの“崩さないでも味方の頭にピタリと合わせる”センタリングをあげないとチャンスにすらならんでちょー!)


今の東京の状況。そして現在うまくいく事とうまくいかない事。
(ここ2試合、確かに勝ったけど東京の攻撃が良くなったわけではないよね。しかも相手が引いた時間に相手守備を崩すという事においては全くと言っていい程出来ていないよね。じゃ、何が有効なんだろう?という発想がないですよ)


それを一度冷静に考えて、そこから割り出された答を元に「勝利を掴む」。「攻撃サッカーをする」のじゃなくて「勝つ」。

チームのベクトル(これは根本的な問題だけど)が直らない限り、横浜のような格上相手にはああいうサッカーができ、アウェイではしぶとく戦い、同等もしくは格下チーム相手のホームでは昨日みたく勝ちきれない。
そういうシーズンになるでしょう。このままでいくならね。




そんな中でとても嬉しかった事。
それはやっぱり馬場憂太の存在でしょう。

勝利は得ることはできなかったけれども。彼の登場は本当に中盤に光を与えてくれました。
きっと彼の存在が、今後のチームの戦い方の大きなヒントになると思います。

それと、今後馬場自身がもっともっと、更に高い所へいく1つのきっかけとなる試合でもあったと思います。
去年あたりから見られる彼の大きな変化。それは「戦う」ことが出来る選手になったということ。
(まあ今野と同じフィールドにいて感化されないようではダメですが)
このまま彼が「戦うこと」「魂を体現すること」、それを継続してくれれば、恐らく東京では今までになかったクラスの選手になるでしょう。
もちろん彼がこのまま花を咲かせず消える可能性だって充分にありうるけどね(日本には今までそういう選手の方がたくさんいたわけだから)。
だから、ちょっとばかり今後は馬場には誰よりも厳しい目を向けたいな。そう思わせてくれるなんて、嬉しいじゃないですか。長く見てきた東京の中で、そんな選手は誰もいなかった。
でもあまり期待しすぎるとアレなんでじっくりと彼の変化と成長を見続けよう、そんな事を思った夜でもありました。



【下山けんと】

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2005年07月23日

試合前のキーポイントチェック

大きな地震があると自分の心配よりもまず本棚の上に飾ってある置き物をまっ先に抑えることが役目のTO*SCA編集長けんとです。二日酔いで苦しんでいるところに大きな地震を感じ、もうまるで船酔いした気分ですがそれでもめげずに頑張っていきましょう。

さて。
というふわけであと1時間半ほどで試合開始なんですがちょっと今日のキーポントをおさえておきましょう。

<1>神戸はかなり守ってくるから東京のボールポゼッションの時間が長くなるよね。だから横浜戦のようなカウンターは少ないと思われるのでかなりじれったいゲームになるよね。

<2>焦って攻めたら終わりだよね。焦らずじっくり「今日は1点でもいいから」くらいの気持ちでいきたいよね。

<3>ゴール前は神戸の選手がガチガチにしてくると思うからセットプレーとミドルシュートが大事だよね。

<4>今日みたいな相手につまらないゲームをしてもしっかり勝つことは大事だよね。スペクタクルなんて期待しないで1点がとれるかとれないのジリジリした緊張感を味わいたいよね。


この試合を勝つのと引分けか負けかってのは大きく違いますわね。
どんな凡戦でもいいから勝ち点3を得て、気持ちよく中断期間に入りたいものでございます。

というわけでこれから国立に出発です。
って電車止まってんの!?うぞーん…

投稿者 tosca-web : 16:44 | トラックバック

2005年07月22日

あのさ…

とりあえず焦らずちゃんと治そうよ(泣)

投稿者 tosca-web : 15:06 | トラックバック

2005年07月20日

惚れたヤツが負けなんだよッ!

「ディズニーシーなんてクソ喰らえ!」

何故か意味無く突然叫んでみたくなりました、暑い夏が似合わない男、TO*SCA編集長のけんとです。皆さん御機嫌いかがでしょうか?

えー、今日はちょっと最近気になっている人の話をしましょう。
僕が気になっている人とは…

そう。東京の右サイドで輝く、
ishikawa.jpg
↑コノ人でございます。



今や東京には欠かせない攻撃の担い手、近々代表だって選ばれておかしくないとファンだけでなく専門筋からもささやかれ、サッカー好き女子高生のバイブル「Soccer ai」ではナント人気投票1位を獲得したほど、男女問わず注目を浴びる我らが石川。

僕が初めて彼のプレーでドキッとさせられたのは2001年に行われたユース代表親善試合対ブラジル戦でした。それ以前よりアジアユースなどの彼のプレーを見て「面白い選手だなあ」と思ってはいましたが、そのブラジル戦の彼のパフォーマンスは今でも克明に覚えています。
とにかく「こんな日本人選手がいるんだぁ…」とニュータイプな彼のプレーに心ウキウキしたものです。
ヒラリヒラリと相手ディフェンスをかわし、トップスピードでも相手を背負ってもトラップから流れるようにドリブルにうつり、あっと言う間に相手ゴール前に到達する。
正直、
「この選手はサッサと日本代表に入れちゃえばいい」
        ↓
「マリノスは何でこの選手使わねーんだろ?」
        ↓
「マリノスって本当は凄く強いんじゃん!?(当時はまだ東京はマリノスに負けた事がなかった)」
などと色々な事を思い馳せたわけです。

その石川が東京に来ると聞いた時はアータ、そりゃぶったまげましたよ。
あいにくその頃僕はイタリアにいたのですが、「東京が石川を獲得した!」とのニュースを聞き、早期の日本帰国を決心したといっても過言じゃないくらいです(←過言)。




ただ、最近の彼、やっぱりよくないですよね。
厳密に言うと、今年の開幕、新潟戦で
「もンの凄くキレてるなー」
と思った時以来、石川の爆発を見ていないです。
いやいや、爆発なんかしなくていい。
フツーに彼の標準レベルのプレーを見せてくれれば問題ないんだけどな…。
どうも色々考え過ぎてるというか、自分でやろうとしすぎと言うか、力が入り過ぎてる感じが否めません。

そうそう、最近の彼を表わしたとても上手な表現を聞きました。

「まるで回り車の中で必死に走る(けど進まない)ハムスターみたい」








mawari.jpg ←コレ



まあ確かにそうですよね。
ボールを持ったらとりあえず勝負!
相手DFが「石川で来る」とわかって2人3人待ち構えているのにあえて1対2、1対3を挑んでしまう人。
良く言えば勇敢で男らしい奴だけど、悪く言えば不器用なちょっとオバカさん。

そう。
きっと石川は恋をしたら止まらない人なのかもしれませんね。
もういつでも直球勝負。
好きになったらいつも真剣。でも不器用。

告白する時ももちろん、
「好きだ!」
メールする時も、
「好きだ!」
電話する時も、
「好きだ!」
フラれる時も、
「好きだ!」
もう毎日好きだ好きだ好きだ好きだ好きだのオンパレード。


「Don't stop my love. by NAOHIRO」

って感じです。

しかし、それじゃあいけません。
大人の恋には駆け引きが必要なんです!
好きだと言い続けては「重い」と思われるんです。
好きだと言い続けては「軽い」とも思われるんです。
好きだと言い続けては「信用」が得られないんです。
好きだと言い続けては「甘く」見られるんです。
恋愛は惚れたヤツの負けなんですッ!
(あれえ?涙が流れてくるのは何でだろう…?あはははは…)



もう、誰か彼に恋の個人授業を受けさせてあげて!
特に恋愛経験豊富な20代後半のお姉さん求む!

kucibiru.jpg

「アナタくらいクール(スピード有)でハンサム(技術有)な男なら…






“好きだ”なんてセリフ(ドリブル)、たまに言うくらいでいいのよ…」







誰か…。
彼に愛のささやき(ドリブル)の上手な使い方を教えてあげて下さい…。



ま。
この不器用で素直で実直なところが僕たちや女の子たちのハートを掴んではなさないんだろうけどね…。
それでも君にピッチの上のジゴロになって欲しいのさ…。

とにかく3週間の離脱。
これを良いタイミングの休暇と思って、外から自分が必要な物は何か、色々感じて欲しいですね。





ちなみに。
いつも私は本当の恋愛で




回り車の中で必死に走る(けど進まない)ハムスターです!(泣)




いやあ。最近痛い系キャラが浸透してきたとかしないとか…(泣)

【下山けんと】

投稿者 tosca-web : 23:41 | トラックバック

2005年07月19日

浮かれない夏2005(2)

皆さんどうもこんばんは。

konno.jpg

とりあえず今野おめでちょう!
今夜はとことん浮かれちゃって下さい。









まず驚くべきはあのコインブラが今野のような選手に価値を見い出したといふ事でせう!
以前で言えば彼の選ぶ中盤の選手はスマートかつスタイリッシュな選手ばかり。
中田とか福西とか汗をかくことも出来る選手はいましたが、あくまでもそれは能力のうちの1つ。
今野みたいな「汗と根性と魂でチームの為にワールドクラスに地味で泥臭い仕事をする選手」は彼の眼中にはなかった事が非常に残念でした。

「サッカーはファンタジーだけでは成り立たないのだよ」
シャア=アズナブルならきっとそう言っていたでしょう。
(まあでも今野を今まで選ばなかった理由を「坊やだからさ…」って切り返したらもう何があろうと彼についていくけどね)

とにもかくにも、東京に入る前から今野は既に代表にも入っておかしくないプレーを五輪予選やワールドユースで見せてきましたから。
実はこの代表選出も今野に対する驚きよりも、「ジーコが一人で選べた!」ことの方が驚きだったわけです。
(実際、加地や土肥の時の方が驚きはあったべな)




zico.jpg←「あのコインブラ」(僕はあなたの成長が嬉しい!)



そんなこんなで今野の新たな門出を祝いましょう。
むろん、コレは彼のこれから歩んでいく階段のほんの一段にすぎません。
そしてこれからは東アジア選手権でのレギュラー獲得、海外組も含めた中での代表残留、そして代表定着、主力として計算される、と、やらねばならない事はたくさんあります。
代表に選ばれた事で満足することなく、東京の誇りを持って世界に出ていって欲しいですね。
ま、今野のことだから全く心配してないけどね。


と、同時に僕らも彼がいつまでも東京にいないのかもな…という未来の不安を本当に抱かなければならないのかもしれませんね。
こんなメデタイ時にそんな淋しいことを言う必要はないかもしれないけれど。
それでもそれを考えないと、チーム作りは出来ませんからね。

(よく「今の東京はまだ成長段階で優勝を狙う時じゃない」とか言う人がいるけれど、僕からしたら先の事ばかり言ってないで今のウチに本気にならないと、東京にいる才能豊かな若い選手がいなくなっている事だってありうると思うんだ。まあ、その事についてはまたいずれ書きましょう)




ところで。
昨日の手記の補足ですが。
馬場のゴールを見た時の私の感想。



yuta05.jpg






「ゆ…憂太…。か…可愛いじゃないか…」




最近いくら新境地を開きつつあると言っても、だからといってソッチ方面を切り開いてはダメだ!と自分の発した言葉に恐怖を感じました現在彼女ナシの下山けんとがお送り致しました。
皆様オヤスミナサイマセ。


【下山けんと】

投稿者 tosca-web : 21:55 | トラックバック

2005年07月18日

浮かれない夏2005

dayone.jpgお気に入りの女の子と終電の終わる時間まで二人で飲んでいて、コレってようするにアレがコウでそういう事だよねぇ…でっへっへっ…と浮かれていたら「ダー(リン)が迎えに来てくれるから大丈夫♥」と『DA.YO.NE』の歌詞ばりに虐殺された甘酸っぱい経験から早7年、今では女性からのもっと辛い仕打ちを経験したおかげでそんな事くらいではへこたれない程たくましくなりました、東京在住けんとさんです。今夜も爽やかにコンバンハ。



さて、賢明なTO*SCA読者の皆さんはすでに御承知のとおり、この夏のテーマは『浮かれない夏2005』であります。

確かに久々のホームでの勝利。しかも連勝。しかもしかも横浜相手に4−0という森永チョコボールもビックリのオマケ付き。
ここで浮かれるなと言う方が酷と言うものでしょう。

しかしかしかーしッ!
これを2連勝で終わらせず、中断明け以降の巻き返しにはずみをつけるべく、快勝、完勝と形容される程素晴らしいゲームだった昨日の試合でも心を鬼にしてダメ出しするくらい厳しい指摘をし続けるのが真のサポーターではないかねッ!?
勝って兜の緒を絞める。千里の道も一歩から。一寸先は闇。始めチョロチョロ中ぱっぱ。
横浜に4−0で勝った程度で一喜一憂せず、浮かれることなく我が東京と共に精進して頂きたい次第であります。

ちなみにこの私は既に2回も昨日の試合のビデオを見ております。
しかもゴールシーンに関してはそれぞれ7〜8回くらい繰り返し、少なくとも30回は我が東京の歓喜の瞬間を確認しているであります。
我ながらこの研究心と向上心は素晴らしいじゃないかッ!

「今ちゃ〜ん!うまく間入ってきたね〜〜!!素晴らしいッ!」
「ノリオー!キャーッ!ノリオー!凄いよー!凄すぎだよーッ!」
「ぬあッ!ユータうめえッ!えろいッ!もう最高っす!そのまま失禁っす!」


皆さんも是非とも我が東京のため、不断の努力を続け頂きたく思う次第であります。



【下山けんと】←ここに浮かれ過ぎの大馬鹿野郎発見




追記。
ちなみにこの文を書きあげたらシステムエラーが起き、もう一度書き上げたら今度はPCがフリーズし、結局合計3回同じ物を書きました。皆さん、保存はこまめに行いませう。

投稿者 tosca-web : 23:57 | トラックバック

2005年07月17日

君がいた夏は遠い夢の中。空に消えてった打ち上げ花火。

kimigaitanatu.jpg行きの電車の中でやたら美人な彼女につまらねえサッカーうんちくを垂れまくっていたダサ目の彼氏に終止イライラさせられた=略して電車男、下山けんとです。何で世の中の純朴そうな美人はダッサイ男にくっつくのでしょーかという疑問はともかく、今宵もどーぞよろしく。

えーと。

勝ちました!
しかも4−0!
マジっすか!!



って本音はさておき、実は今日、家を出る前にこのページに更新しておこうと思っていた事が二つあったんですよ。

1.今日はセットプレーが決め手になる。鈴木ノリオ投入のタイミングが鍵。
2.今日はカウンター攻撃が決め手になる。いかに我慢して守って鋭いカウンターを繰り出せるかが鍵。




思ったとおりじゃーん。
ほんと、嘘じゃないっす。マジっす。本当っす、本気でそう思ってたっす。
って後から言ってもリアリティないよね。
といふ事で、次回からちゃんと思ったことは先に書いておこうと思った次第であります。



さてさて。
今日、本当に嬉しかったのは4−0というスコアや久々のホーム勝利という事よりも、チームの皆が持てる力と集中力と、その魂をフルに体現して戦ってくれた事でした。

特に。

茂庭、ジャーン、土肥の中央ディフェンスはもはやJリーグ最強と言っていいくらいの強固さとなんとしても守り抜こうというハートを見せてくれました。

今野のパフォーマンスはここ数試合、停滞気味だった彼の調子を払拭し、かつ、中盤に東京らしい息吹を吹き込んでくれました。

ルーカスのプレーはチームの攻撃をコントロールし、しかも相手のディフェンス陣をズタズタにする程凄みがありました。

戸田が常にスペースへ走り続ける事により、チームの意志はいつでも前に向いていました。

鈴木がもたらしたとっておきの飛び道具は、僕らが忘れていた「鳥肌のたつ一瞬」を思い出させてくれました。

右に相手ディフェンスを背負いキーパーを目の前にした馬場の左足のチップキックは、歴代の東京で見た事もないくらいのスタイリッシュなゴールでした。

そして、梶山の今日の闘志溢れるプレイは(僕は本ッッッッッッ当に今までの彼の魂の無いプレーは大ッッッッ嫌いでしたが)、彼の優れた、しかし甘やかされ続けてきたセンスなんぞよりも確実に彼に大事な何かをもたらしてくれる大きな大きな物であったと僕は信じています。

そう。この試合はここにあげた選手だけでなく皆が皆、ひとつの目標をシンプルに、そして純粋にこなそうと心掛け、それぞれがそれぞれのキャパシティを越えながらも、常にお互いを助け合い、チームとして90分間機能し続けた素晴らしい試合でした。

ここで考えてみましょう。

僕たちは今日、攻撃サッカーを見たのでしょうか?

否。
僕たちが見たのは古臭い、いや、最も僕たちの馴染んだ東京らしい堅守速攻のサッカーだったはずです。

マリノスが回し続けるボールを、今野が、茂庭が、梶山が、金沢が、土肥が、ジャーンが、加地が、とにかく魂と根性と集中力でボールを奪い、それをルーカスや栗沢らが戸田や鈴木らにシンプルにつなぎ相手の急所をグサリとえぐる。
本当に見事なカウンターサッカーでした。

それを僕らは楽しめなかったでしょうか?

否。
皆がどうあれ、僕は本当に楽しかった。
守る時間が多くて辛くても、僕個人は本当に楽しめました。
アイツらが必死に守る姿に胸打たれ、何度も何度も「負けるな!」「頑張れ!」と声をかけ続けました。
そして勝利の時、1つの大きな達成感を抱いたのです。

本当に僕らは「攻撃サッカー」が見たいのでしょうか?





きっと答はもう出ているんじゃないかな?



【下山けんと】

投稿者 tosca-web : 23:24 | トラックバック

2005年07月16日

あの時君は若かったシリーズ(1)

kabu.jpeg
なんか2日続けての馬鹿企画に編集部からも
「TO*SCAの品位を落とした」
「酔っぱらって書くな」
「おまえ本当はいくつだ?」
と批難轟々、編集長の座が非常に危うくなっております下山けんとです。
皆さん、アラタメマシテこんばんは。

明日はマリノス戦です。
もちろん2戦連勝で勢いに乗り、なんとか後半戦の巻き返しのきっかけを作りたいところです。
が、まあ、今日はちょっと力を抜いて、少し昔のお話を。

夏のこの時期のマリノス戦。
そう、思い出すのは99年のナビスコ杯準々決勝ではないでしょうか?
あの頃の僕たちはまだJ2。J1の強剛相手に試合が出来るのがとても楽しかったものです。



この年のナビスコ杯は最初からトーナメント方式でJ1とJ2、合わせて26チームが参加した現在よりも規模の大きな物でした。

で、東京は1回戦の神戸に勝ち、2回戦市原に勝ち、ベスト8でマリノスと対戦することになったわけです。
まず7月20日に初戦@横浜国際(ちなみに、11号おまけ企画の「一番面白かった試合」でアウェイゲームをMendoza編集員が挙げています)、7月24日にホーム江戸川で第2戦を行ったわけです。

まあ試合その物については第1戦は見事なカウンターを駆使して3-0の快勝。
第2戦はマリノスの本気の猛攻を受け、2-0で負けたが、トータルスコアで僕たちが準決勝の切符を勝ち取ったのでした。


さて、ここでTO*SCA編集部員の過去のホームページを紹介。
まず、峰村編集員の東京中華からは東京応援風景。
東京応援風景1999(カップ準々決勝アウェイ)
東京応援風景1999(カップ準々決勝ホーム)

そしてビワコビッチ編集員の『football or die』からコラムを。
FOOTBALL OR DIE「東京に吹く風」


是非御覧になってみてください。
当時の東京のオモシロオカシサも見て取れます。

ところで、僕としてはこのアウェイの試合は懐かしくも少しほろ苦い思い出もあるのです。
と言うのも、この試合は当時付き合っていた彼女にフラれたばかり。
しかも彼女の家が横浜国際のすぐそばだったので、行きの電車の中でとてもせつない思いだったのを覚えています。
上に紹介した東京応援風景(アウェイ)の中で
>「ば〜か,花火は隅田川なんだよー!!」(笑)
というのがあるんですけどね。
実はコレ僕が叫んだ言葉だったんですよ。よく覚えています。
(きっと峰村編集員は僕が言ったなんて覚えてないどころか知らなかったんじゃないかな)
恐らく周りの皆はギャグと思っていただろうけど、当人にしてみると、1年前の同じ日に彼女と行った横浜の花火大会の思い出を振払いたい一心で叫んだ青春の叫びだったわけですな。
まあちょっとソレは大袈裟かもしれないけれど、昔の試合にはそれぞれの思い出や心情が色々詰まってて、思い返すとちょっとくすぐったくなってしまうものです。

明日のマリノス戦もたくさんの観客のうちの誰かの大切な思い出となるような試合となりますように。



【下山けんと】

投稿者 tosca-web : 23:00 | トラックバック

2005年07月15日

東京死ね死ね團ニュース 夏号

全東京死ネ死ネ團々員ニ告グ
ayaya.jpg【重要】夏ノ諸注意

諸君ラモ承知ノトオリ我ガ東京ハ苦シイ戦況ノママ夏トイフ忌々シキ季節ニ至リケリ。
ヨッテ例年ニナイ緊張感ヲ持チ、浮レガチナ俗世ノ連中ノ悪影響ヲ受ケルコトナク、東京栄華主義ヲ完遂スベク、コノ夏ヲ乗リコエヨ。
以下、コノ夏ノ教訓主題ト諸注意ナリケルニ、各自確認ヲ行ウベシ。



『浮カレナイ夏2005』
一、爽ヤカ禁止
一、恋愛禁止
一、青春禁止
一、海ノ家禁止
一、バーベキュー禁止
一、花火大会ハ男トノミ見物セヨ
一、午後ノ紅茶ノ宣伝ヲ見タラ画面ヲ殴ルベシ
一、西瓜ハ食ベスギルベカラズ
一、宿題ハ七月チュウニ
一、プールノアトノ炭酸飲料ハ控エヨ
一、気持チガ悪クナリシ時ハ、早メニ保健ノ先生ニ告ゲルベシ
一、一夏ノ経験トカ言ウ奴ハ死刑

以上。
團員諸君ノ健闘ヲ期待スル。




我ガ魂ハ東京トトモニ有リ

投稿者 tosca-web : 21:38 | トラックバック

2005年07月14日

18禁東京評

3ヶ月ぶり勝利から1日たちましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私なんて今日会う人会う人に
「勝ったねー」
「よかったねー」
「どうしちゃったの?」
なんて声かけられまして。

うーむ。昨年ナビスコに勝った時より声かけられる事が多いのは何故に!?
まあアレだ。タイトル取らなくても話題になるくらい東京も世間に知られてきたのだな、とポジティブに取っておこう。ウム。

さて、久々の勝利の余韻にもう少し浸っていたいものですが、そう喜んでばかりはいられないのです。
日曜日にはホームで横浜戦。
今の(ホームでの)ウチと横浜の力を比べたら普通にやって勝てる相手じゃありません。
順位も一応はあがりましたが、次負けてしまったら今までよりも更に下がってしまう可能性があるわけですからね。
そこで、今日は勝って兜の緒を閉めろ。転ばぬ先の杖。二度ある事は三度ある(ちょと意味違う)。勝った後だからこそ言える『ハラ★トーキョーぶっちゃけトーク』。いってみませう。



※ええと。ちょっと今夜は18禁でいきたいと思いますので、18歳以下の君と、ソッチ系のネタをうけつけない方は読まないでください。




さて。ここ最近の東京を見て思うこと。それは「若い!若すぎる!」
ボールを奪っちゃあ前へゴー!奪っちゃあゴー!奪っちゃあゴー!の繰り返し。
これじゃあいけないわけですよ。
160km/hの球を投げられるピッチャーだって変化球やチェンジアップがあるからその豪速球が活きるのです。三振が取れるのです。

そう。今の東京は160km/hのストレートを持つ若手のピッチャーです。
最初のうちはどんなバッターもその球の速さに驚くでしょう。
しかし、相手はとりあえず皆国内では一流のバッターなのですから何度も対戦するうちにどんな速球にも慣れてしまうわけですよ。
では何が必要なのか?
単純にカーブやフォークやチェンジアップを覚える必要があるわけですな。
相手にコッチの攻め手を絞らせない。
一流の世界では大事なことです。

残念ながら、去年も今年も我らがハラ★トーキョーは自分の持ち味の速球を伸ばすことしか考えなかったわけです。
160km/hが打たれるなら161km/mを。161km/hが駄目なら162を…ってね。
だが!その自分の速球をより活かすのならば、先にも言ったようにもっと違う手を考えねばならないわけであります!

うーん。野球の説明じゃうまくわからんか…。
じゃあこれはどうだ。

東京のサッカーはね、ようはアレなんですよ。
ベッドにイン(=ボールを奪うこと)から本番(=ゴール付近までボールを運ぶこと)までが早すぎる“H”なんですよ。H。
「それの何が悪いの?」
なんて言ってるアータ!わかってないッ!(力説)

Hで大事なのは、本番(=ゴール付近にボールを運ぶこと)につながる前戯(=中盤での組み立て)なのです!
じらしてじらして、次に攻めるトコロを相手に分らせず、アッ、いやん、そんなトコロまで…。
あーん、そんなに回さないで〜、あ、ヤダ、じらしちゃいやあん。はあはあ。
って、ちょっと一人で盛り上がっちゃいましたが、ようするにサッカーは女心と一緒なわけですよ。
次に何処を攻められるか分かっているHなんて女の子が感じるわけはありません。
ムードも盛り上がってないのに本番したがる男のHなんていいわけありません。

相手を揺さぶり揺さぶり揺さぶり続け、
「まだなの?」
「まだなの?」
「まだなの?」
「もう耐えらンないッ…」と思わせた瞬間にその強力な攻撃力でズドンと突っ込む(イカス)!それこそがセクシーフットボールなのだよ君ィ!

と、まあうまくまとまったところで、今後は、我が東京が高校生のセックスから大人のセックスが出来る床上手になれるように、ゆっくり見守っていきたいと思います。
思春期に少年から大人に変わるのだよキミィ!
ま、チームコンセプトの根幹に関わる事だから、そう簡単に変わらないとは思うけどね。
(でも何がイカンかが分かって見られればファンの視点も違うというものです)

えーと、ちなみに、今回の講議が分らなかった人は、彼女や奥さんに聞いてみましょう。
きっと彼女たちは君のエッチに満足してないぞ!
おっと、かと言って「俺のエッチに満足してる?」という直球の質問は厳禁だ!二人の関係を壊しかねない地雷を踏む事になるかもしれないからなッ!






今日のナゾかけ
東京のサッカーとかけて 童貞捨てたばかりのHと解く その心は?
すぐ入れたがる



今夜はTO*SCAの新境地を見た…。大丈夫か…俺…

【下山けんと】




<追記>
他の編集部員に反対されたらこのシリーズは即打切りですので、皆さん応援のメールをください。
そんなこんなで今夜はグッナイ!

投稿者 tosca-web : 23:31 | トラックバック

2005年07月13日

3ヶ月以上御無沙汰なんでございますのよ。

………………。勝ったぁぁぁ…。

そんな感じ。
喜びよりもホッとした人の方が多かったんじゃないでしょうか?
まあ今になって言うと嘘に聞こえるかもしれませんが、勝つならアウェイだな、と思っておりました。
正直今日の試合もけして好ゲーム…とは言い難いのですが、それでも最後の十数分、必死に1点を守る姿は久々グッときましたね。
そうそう!コレだよ!って。




けして守ることが正しいとかそういうのじゃなく。
1つの目的の為にチーム一丸となり皆で根性や魂を見せる事。
それをやらせれば我が東京は日本どころか、世界でも凄いチームだと思うんです。
いやいや、内輪褒めとかじゃないですよ。

例えばあの澤登のシュートを文字どおり体で止めた金沢。(まあアレ、ハンドだと思うけど)
足がボロボロになっているのにチェイスをやめない栗沢。
終止嫌な存在だったチェ・テウクをムコウに回して本当に集中を切らさなかった加地(凡ミスはあったけどね)。
茂庭もジャーンも鬼神のごとく…って感じだったし、土肥ちゃんにも感謝感激!という感じ。

とにかく、この魂を。この根性を見せて欲しかった。
やっぱり最近の東京は皆一生懸命ではあるんだけど、なんか空回りしてたし、目の前にある目的がチームの中でブレてたと思うんだよね。

もちろんホームで面白い攻撃サッカーをやることも大事。
でも、その前にこのスポーツの最大の目的、「勝利」という物に向かって全員の意志を体現する事も大事。
けして、「勝つ為にはなんでもやる…」んじゃなくてね、勝ちたいという気持ちから衝動的にプレーをしてほしいな、とずっと思っていたわけです。

ええと、今日はなんか変な根性論を書いちゃったけど、まあよく頑張った!ってことで。
ちなみに、それでも文句はイッパイあるのでそれは後日。
今日はとにかく3ヶ月ぶりに安心して寝よっと。



次はマリノスですか…。
うーん。。



【下山けんと】

投稿者 tosca-web : 23:57 | トラックバック

お知らせ

11号おまけ記事「一番面白かった試合」に兄貴の思い入れ深い試合を追加。
てゆーか「忘れがたし」って…、兄貴ィ!フツー使わねっすよ!

投稿者 tosca-web : 01:38 | トラックバック

2005年07月12日

火曜日はダイジェストとマガジンだった(過去形)。

kaji.jpg火曜日ということでサッカーダイジェストとサッカーマガジンの発売日。
この2誌に限らず多々ある雑誌の中でも最近はやはり加地君の露出の多さに驚くことが多いですね。






やれ「加地不要論」だとか「チーム一番の穴」だとか「ほんといる意味あるわけ?」だとか、色々なメディアで言われ続けてきたわけですが、あのコンフェデの活躍以降、彼の評価も上がってきているようで。いやいや、メディアの連中ってほんと都合いいよねーって本音はともかく嬉しいことじゃないですか。



ちなみに私は加地に対してはかなり厳しい評価を下していた人間でした。
覚えているのは2003年シーズン。
東京が攻めている時、彼がオーバラップせずに相手FWのケアをしている時のポジショニングがとにかく嫌いだったのです。
あと4M、いや、2Mぶんだけでもポジショニングを正確に行えば相手のカウンターアタックの際、危険を見る前に処理できるのに、それをしない選手。
もしくは、相手にカウンターアタックを喰らい、自分がボールに追いつけないと判断すると戻るスピードを緩めてしまう選手。(追いつかないと思っていてもとにかく急げば相手の2次攻撃に備えられる)
自陣ゴール前の競り合いで背後に相手選手を背負っているのに軽いプレーをしてしまう選手。
相手陣内で余計なファウルでイエローカードを貰っちゃう選手。
とにかくそういうイメージが強くて、当時途中からチームに参加した強化指定選手の徳永の方がはるかにDFとしてまっとうだと思ったものです。(まあその徳永に関してもその後ガッカリしたりするんですけど)


加地はメディアなどでは攻撃のあやふやさがとかく批判されがちでしたが、僕自身はディフェンダーらしからぬ軽いプレーでピンチを作るきっかけになっちゃうという部分が気になっていたのです。
彼がそういうことを分らない選手なら仕方ないんだけど、自分で分かっているはずなのにタカをくくって痛い目にあうことがあるというか。さぼりがちな所があるというか。
そんな彼に右サイドバックというポジションを任せるのは不安で不安で仕方なかったものです。


しかし!昨年の秋頃からでしょうか。
そんな彼の怠慢なプレーも急激に減り、体を張って相手にぶつかったり、自分が間に合わない相手のカウンターにも全力疾走で走るようになり、何より責任感が徐々に出てきた感じがしてきたじゃないですか。
「いやあ、人間、代表に選ばれるとこうもたくましくなるもんだねえ…」など親のような心境になった東京ファンも僕だけではないでしょう。
そう、僕たちは代表の彼しか知らない都合の良い記者たちのような連中よりも加地のプレーを多く知っています。良い所も悪い所も。

それを考えて、彼のコンフェデのプレーを思い出すと「うん?まああれがフツーに良い時の加地じゃん?」って感じなくらいで、覚醒とか言われちゃうと、ちょっとねえ…。大袈裟すぎ。

確かにメキシコ戦のクロスやブラジル戦の幻のゴールなど、東京で見せたことのないキレたプレーも見せましたが、やっぱり印象としては「周りが加地の使い方をわかってきた」のと「加地が代表内での自分の活かされ方が分かってきた」だけだと思うんですよね。

無論彼はこれからやらねばならない事はたくさんあります。(個人的にはもちっと空気が読めるようになってほしい)
それでも、ようやく代表での評価を受け始めたわけですから、更なるレベルアップを期待して見守りたいものです。

あ、でも期待するとダメなタイプな匂いがプンプンするので期待するのはやめときます。





と、いうわけで今日の一言。
「負けた次の週はダイジェストもマガジンも立ち読みですます」



【下山けんと】

投稿者 tosca-web : 22:40 | トラックバック

2005年07月11日

去りゆくワールドクラス

皆さん御存知の通り、先日のヴェルディ戦での傷害事件が東京ファンだけでなくサッカーファンの間で話題になっています。
当初はTO*SCAとしては静観しようと思っていたのですが、しかしながら、思うところも多々あるのも事実。ですので、もう少し全体が感情的な部分で落ち着き始めた頃に、その事についての見解をこのページに掲載しようと思います。

まあ、僕らが首を突っ込む事ではないのかもしれないけれど、しばしお待ちください。



さて、話は突然変わりますが、浦和のエメルソンがカタールに移籍するそうで。
うーん。正直な所複雑な気持ちです。

なんだか顔を合わすといつもお互い「早く死にやがれ!」と罵りあっていた口ウルサイ近所のジジイ(キャスティングは中尾彬、もしくは立川談志を想像して頂きたい)の悲報を知って、物凄くやるせない気分になる頑固ジジイ(前者に対して江守徹、もしくは三遊亭圓樂)の気分とでも言えばいいのでしょうか。

エメルソンなんていなくなればいいのに…といつも思っていたけれど、実際いなくなるととても寂しい。嘘でなくそう思ってしまうのですから、我ながら人間って本当に我が儘だなと思います。

エメルソンだけでなくアン・ジョンファンのフランスリーグ、メツへの移籍も決定したようで。

Jリーグが誇る2人のワールドクラスがいなくなるという事にセルジオ越後でなくてもやっぱり近い将来の危惧を抱いてしまいます。
まあ、単純に代わりにワールドクラスの選手を連れてくれば済むってわけでもないけど。
でもやっぱり僕たちのリーグはけして熟成したわけじゃなく、まだまだ色々な人の力を借りないといけないし。いや、むしろ熟成するという事はそういう海外でもスターとして輝いている選手が普通にJリーグにこなきゃいけないんだろうな。

東京は「ビッグネームは呼ばない」という変なポリシーがクラブの人間にもファンにも浸透してるようだけど、そんな食わず嫌いしないで、一度やってみればいいのに。
同じ失敗でも
「コイツ誰だよ!?」
「でも東京の事だからハズレはないっしょ!」
って期待させてはずれるより(あれえ?なんかそんな事あったようななかったような)、
「うえぇー!ビッグネーム呼んじゃったよ〜!」
「多分ダメだろーねー」
ってダメ元でビッグネーム呼んで本当にハズれた方が気が楽です。

うーん。ダメ元でビッグネーム呼ぶチームなんて世界中どこ探してもねーだろな。うん。




最近入団した“ササ”って実は“ササ・コンビ”の2人を連れてきちゃってたというオチはナシっすか?ナシっすよね…。
saza.jpg



【下山けんと】

投稿者 tosca-web : 21:42 | トラックバック

2005年07月10日

TO*SCA11号おまけ記事「一番面白かった試合」

TO*SCA11号の特集は「面白いって何だろう?」。
その変化球っぷりはどうよ?って問題はさておき、TO*SCA編集スタッフそれぞれが思う「過去一番面白かった試合」ってのを挙げてみたよ。

あなたの思う「一番面白かった試合」はこの中にあるかな?




【ともだみなこ】
⇒1994年セレッソ大阪戦@江戸川陸上競技場
⇒ピッチ上の選手(11人)とゴール裏のサポーター(約11人)が、まさにひとつになって勝利をものにした試合。照明が水溜まりに反射するトラックの上を、Vゴールを決めた関浩二がゴール裏に駆け込んで来る姿は、忘れがたし。



【峰村健司】
⇒1999年ナビスコカップ2回戦 市原戦@市原
⇒ホーム西が丘で圧倒しながら1-2で敗北して迎えたアウェイ戦。サポーターは鉄板のスタンドで下駄を踏み鳴らし、試合のほうも前半から市原を圧倒。加賀見、由紀彦、アマラオらの大活躍で、逆転勝ち



【ビワコビッチ】
⇒99年の開幕戦。サガン鳥栖戦 @西が丘
⇒初めて東京の試合を見た日。どうやら試合内容はあまり覚えていないんだけど、(岡元、アマラオで2-0)みんな笑ってて、俺も笑ってて、ああ、なんだかこれは凄く楽しいかもしれないと思った。



【keiko】
⇒2000年1st第3節 名古屋グランパス戦@国立
⇒ピクシーvs部活サッカーの初対決は、先制されるも最後はアマラオのVゴールで劇的な逆転勝利。土肥のネコパンチも炸裂した。試合後、あまりの展開に茫然自失でベンチにへたり込んでしまった熊の表情は忘れられない。



【Mendoza】
⇒99年ナビスコ横浜戦初戦@横浜国際
⇒調布から酒飲みながらバスで繰り出したら、前半、あっという間に3-0(カブ・コバ・カブ)。酔っ払って笑い転げているうちに試合が終わった。



【村田陽二】
⇒2000年2nd開幕戦 vs横浜Fマリノス@国立競技場
⇒ツゥットと小林のX攻撃、ワンタッチパスの連続からペルーが独走した東京史上最高の得点、そしてとどめのアマゴール。強い雨にも関わらず、90分間があっという間に過ぎた。あれこそが「セクシーフットボール」だ。



【キタマチ】
⇒2002年2nd ヴィッセル神戸戦@国立競技場
⇒結構な雨降ってて確か日曜で、90分で2-2延長。「明日から仕事だし雨止まないし、早く終わんないかなー」と思ってたら延長前半1分で宮沢Vゴール。雷とか鳴ってて山手線も止まってて、「モ・ニ・ワ!」のコールが生まれたのもこのゲームだったと思う。



【下山けんと】
⇒2003年2nd ガンバ大阪戦@万博
⇒本当に見事な攻撃サッカーで相手DFを崩し、タイトルを取りにいったが、相手GK松代に止められまくって見事散った試合。ああいう試合のために「VIVA東京!例え破れようとも!」という言葉はあるのね。

投稿者 tosca-web : 14:59 | コメント (0)

なんかドン・キホーテな感じ

ええと、実は試合前、TO*SCAを配りながら「今日もきっと0−0くらいで引き分けだろうな…」なんて事をスタッフの面々と話していた。
で。案の定そういう結果になってしまったわけで。だからというわけではないけど、僕は引分けの結果にも大してショックではなかった。むしろ降りしきる雨の中、運搬道具を持って帰ることの方が憂鬱だったし。

さて、思った事は多々あれど、今の東京の象徴的なシーンとして印象に残った事が1つ。

後半も終盤に差し掛かったあの時。
0−0の状態でそれまでチャンスというチャンスはほとんど作りだせていなかった東京。戸川の退場によってヴェルディの守りへの姿勢が強くなったことで、ほとんど効果的な攻撃は出来なかったのは周知のとおり。

パスを回しても中途半端。
シュートまでも持っていけない。
フリーになった選手を活かしきれない。

まあ単純に言えば悪循環になっちゃってたわけね。
しかもあの時間、芝に水たまりが浮くくらい地面は水を含んでいて、早く正確なグラウンダーのパスなど困難だということは、雨の日にサッカーボールを蹴ったことの無い人だって分るはずだ。

それでも東京は攻め方を変えず自分達の攻撃を貫いた。
その日、コンビネーションからサイドをついて崩して決定的なシーンを作るなんて殆どなかったにも関わらず、一貫してショートパスとドリブルでサイドの攻略を考えていた。

僕はここで「うーむ…」と思う。
もし今日の試合で何度も何度もサイドからヴェルディの守備体形を崩し、あとはシュートさえ…っていう展開だったならば同じ攻撃の方法を貫くのもいいと思う。
もしくは、プレシーズンマッチや予選敗退が決まったナビスコ杯予選の消化試合などでリーグにむけての対策や実験として「結果よりも攻め方」にこだわるのはありだと思う。

でも僕たちはもうかれこれ3ヶ月も勝っていないチームなわけで。
とにかく勝つ為の工夫、最大限に知恵を絞ることはけして間違った事じゃないと思う。

ジャーンを上げて彼をターゲットにし
(彼のヘディングの強さはヴェルディDFを凌駕する事くらい僕らじゃなくても分かってたはず)
そこにロングボールを入れ
(雨のピッチで足下へのパスで相手を崩せるほど東京の皆が器用じゃない事くらい僕らは知っている)
ジャーンがせった後、全員で持ち前の根性をむき出しにしてこぼれ球を拾いシュートに結び付ける。
(戸田や石川の瞬発力、今野の根性の凄さを僕たちは何度も見てきた)

試合残り10分、いや、5分でもいい。
そういう勝つ為の常套手段を何故取らなかったのか?
遮二無二に。ガムシャラに。ゴールにボールを入れたいんだという気迫。
それが見られなかった事が僕は少し残念だった。

ベンチやピッチの皆にしてみれば、残り5分のパワープレーで勝ち点3をとる事に比べたら「見てて面白い攻撃サッカー」という自分達のプレースタイルを守る方がきっと大事だったのだろうけど。
でもね。
やっぱり僕は勝てない現実よりも、愛する彼らがドン・キホーテのようなサッカーをするのを見る事の方が胸が痛い。

いい加減、虚像から解き放たれて、魂を揺さぶるあの“東京らしさ”を追い求めて欲しいな。
そんな事を思って今日は家路についた。
雨のあとの夜風が妙に肌寒い夜だったよ。


【下山けんと】

投稿者 tosca-web : 01:49 | コメント (0)

TO*SCA11号配付終了

本日のヴェルディ戦に用意しましたTO*SCA11号は全て配付致しました。
持っていってくれた方々、本当にありがとうございます。
もしよろしかったら感想とか書いてみませんか?いや是非。とりあえず首を長くして待ってますので★


ちなみに次回は9月25日の配付を予定しております。
結構間があいてしまうのでコチラのホームページの更新を頑張ります。たまに覗きにきてやってください。

【下山けんと】

投稿者 tosca-web : 01:21 | コメント (0)

2005年07月09日

ご意見ご感想は

本日配付する東すかに関するご意見ご感想、その他諸々の励まし・誤表記の指摘・抗議は↓下記アドレスまで。

mail@tosca-web.com

それでは味スタで。

投稿者 tosca-web : 14:32 | コメント (0)

そんなこんなで見切り発車

皆さんこんにちは。
ええと。
そんなこんなでとりあえず見切り発車という形ですがTO*SCAのWeb版をリニューアル致しました。
今までWebの方はほとんど更新をしなかったわけですが、今後はチョコチョコチョコとコチラでも色々書いていきたいと思います。
特に、本紙に書けない事やちょっとした裏話、タイムリーなネタに関するスタッフの本音などぶっちゃけトークもガツガツ書いていこうと思いますので是非また訪れてやってください。

また、本日配られるTO*SCAに対するものでも何でも、皆さんの御感想や御意見をお待ちしております。よろしくお願い致します。

そいじゃこれから重い荷物を持って飛田給に行ってきますです。

【下山けんと】

投稿者 tosca-web : 14:05 | コメント (0)

2005年07月06日

東すか11号は7/9ヴェルディ戦にて配付予定

050706.gif毎度お世話になっております。
タイトルどおり、東すか11号は
7/9ヴェルディ戦にて配付予定でございます。

今号の特集は
「オモシロイ」って何だろう?
宜しくお願い致します。
    
    
   

投稿者 tosca-web : 20:44 | コメント (0)

2005年07月03日

東すかweb、リニューアル

 本誌に比べていささかテキトー感が漂う旧型の「東すか」サイト(http://www.geocities.jp/fctk_999/)を、若干ビルドアップすることにいたしました。せっかくなので編集部員全員が記事投稿できるブログ仕様で構築しようと気合い入れてみたものの、なかなか難航。少しずつ改良していくのでページに異常な点ございましたらそれとなくお伝えください。

投稿者 tosca-web : 14:30 | コメント (0)